当店カウンターに何度か訪ねてくるとある外国人客がいました。スノーケリングのことや、ダイビングのことなど質問に対し説明してあげてました。当初、ダイビングは怖い感じがすると、スノーケリングトリップを申し込んで行きました。
後日彼らがまた訪ねてくると、スノーケリングトリップではコーラルなど見れなかった、ダイビングがしたいというので、英語を話す外国人インストラクターを手配するよと私が言うのですが、私に連れてって欲しいと言います。
まぁいいけど、、初めてだって言うし、スイスからきた彼らはドイツ語と英語を話すので、ドイツ語をネイティブに話すインストラクターもいるし、そっちのほうがいいじゃん。なんで?と思ってしまいました。一応私も英語で体験ダイビングの説明及びブリーフィングはできますが、発音はそんなに良くないです。
ダイブマスター候補生がカメラ係になり、朝から当店ボートで2ダイブトリップに行ってきました。ビダノックへ。ボートでは2人とも若干ナーバスになっている表情が見えました。だからドイツ語のインストラクター、手配できたのに。。
ボートではダイビングライセンスを取得する際に学ぶ絶対ルールのことや器材のこと、ダイビングの手順、段取りなどを説明します。
湾内の安全な場所でまずはジャケットの空気を満杯の状態で水面に浮いたまま呼吸してみます。湾内はキャベツコーラルなどがいっぱい咲いており、リーフシャークが泳いでいたり。
そんな”スクーバスノーケル”で呼吸に慣れてから、ダイビング中にできると便利/トラブル解決になるスキルをいくつか練習。それから、ダイビングスタート。空気が入ったジャケットの空気を抜き、徐々に潜降。耳抜きに時間がかかるのも問題ありません。私がしっかりジャケットを支えて、その深度で耳抜きできてから、すこーし下がり、また耳抜きができてからすこーしずつ下がります。
湾内の地面に沿って少しずつ深度が下がります。9Mくらいまできました。そうすると美しきフィンガーリーフに到達します。ここには魚の群れも集まります。最近はホソフエダイも数が増えています。
深度12Mにも到達。体験ダイビングの最大深度は12M。ライセンスがある方とない方で一緒にダイビングが出来ますが、深度は無い方に合わせた12Mまでとなります。
1本目を終え、1時間ほどボートで休憩、お弁当やパイナップルを食べたりしてのんびりしてから2本目の器材を装着します。
この時には2人ともビッグスマイル。楽しくなってきたようです。
こちらはチームドイツ。全員ライセンス所有のファンダイブで、ブラジル人が引率しています。
2本目はビダナイ。ここ最近のピピレイ西側は透明度が落ちていますので、透明度が良いビダエリアでの2本にしました。
このカップルの女性は10年前にライセンスを取ってそれっきりだったそうですが、1本目に初めてやるかのようにスキル練習をちゃんとしましたので、2本目は自分で水中を泳げるように。
最近よくいるバラクーダの群れに遭遇。ゆっくりあまり動かないようにしていたら、この群れのトルネードに巻かれました。360度バラクーダです。
その他にもフエダイもニモもいるし、コーラルそのものが美しいエリアですから、感動的です。
行きにお通夜のような雰囲気のカップルも、2ダイブ終わった後は興奮気味に言葉多くなっていました。
ピピ島で体験ダイビングは禁止となりましたとだけ謳っているダイビングショップがプーケットにありますが、禁止されているのはプーケットのダイビングショップだけです。ピピ島はクラビ県の島。ピピ島のダイビングショップは体験ダイビングが全く禁止されていません。プーケットがよその県だからです。
ポイント |
AM ビダノック・ビダナイ |
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天候 / 気温 | 曇りのち晴れ/30℃ | 風向き | ほぼなし |
水温 | 29℃ | 波の高さ | ほぼなし |
透明度 | 20m | 透視度 | 20m |
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