初心者でもベテランでも安心の少人数制チーム分け
タイのピピ島ダイブサイトは一部レック(沈船)を除き、初心者でも見どころを網羅できるのが良いところ。少人数制でグループ分けし、体験ダイビングチームはゲスト2名様で1人のインストラクターが必ずそばで担当し(ゲスト3〜4名様ではインストラクター2人、10名様には5人)、ファンダイブチームも経験やレベルの近い方々で構成していますから、初めての方も、ライセンス取り立てまたはブランクダイバーの方も、カメラ派ベテランダイバーの方も気兼ねなくご参加ください。
ダイブサイトのリクエストもメールにてお気軽にどうぞ。
ビダ・ノック
6つの島々からなるピピ諸島群最南端に位置するビダ・ノック島は360度石灰岩でできた岩壁で囲まれており、それが水中までダイナミックに続き、とても1本では周りきれない、ざっくり周っても3本は必要な広大なダイブサイトです。湾になっている浅瀬なら高い岸壁が波風の盾になり体験ダイビング前のスキル練習をプールでやっているかのように簡単にできます。波や潮流による海況でボートからジャンプする場所を選べますから、ベテランダイバーの方でも2日目、3日目でもアレンジしたダイブで変化がつけれます。フエダイ類、中層魚の魚群の大きさは圧倒的で、回遊魚も数多く、大物はジンベエザメやリーフシャークも出現します。
ビダ・ナイ
ビダ・ノックのすぐお隣の島がビダ・ナイです。こちらも360度岩壁に囲まれ、人が上陸できません。見れる生き物はビダ・ノックとさほど変わりません。大型の海うちわやソフトコーラルの隙間に隠れるように住むマクロ生物も発見しやすいのが特徴。島周りと深場のファンタジーリーフと呼ばれる離れ根があります。
ヒン・ビダ / ガランヘン
ピピ諸島から沖へ離れると、この2箇所のダイブサイトでレオパードシャーク(トラフザメ)を狙うことができます。水中のピナクル岩が浅場を作り、波風がなく、潮流も停まっているか、穏やかなタイミングでこのダイブサイトを選択します。岩場に無数にはりつくイソギンチャクとクマノミ達もたくさん居り、インド洋ならではのカラフルな魚の群れがプーケットなどの都市部エリアから近い海より圧倒的に大きく、その視界すべてを巻かれる様は圧巻です。回遊魚も多く、ここ最近はジンベエザメが頻出するスポットとして熱く、船舶無線で各ダイビングボート間でリアルタイムに情報を交換しています。
マヤコーナー
マヤベイといえばレオナルド・ディカプリオ主演のハリウッド映画THE BEACHのロケが行われたことで有名観光地として多くの人々が憧れる地です。そんなビーチがある湾の出口付近の岩壁沿いにガイド陣お気に入りのダイビングポイント”マヤコーナー”があります。湾の出口あたりには大型のピックハンドルバラクーダやホシカイワリが群れをつくり、岩壁の角、コーナーには無数に咲くカラフルなソフトコーラルの岸の穴を潜り抜けるスイムスルー、深場の離れ根にはとても巨大なロブスター達がいます。マクロ生物も発見しやすいのがこのエリアです。
マロン・パロン
ウミガメ遭遇率が圧倒的に高いのがこの2つのダイビングスポットです。ピピレイ島の西側は魚影も濃く、サンゴもカラフルです。海亀はだいたい浅場4−6mくらいの岩沿いの場所にいることがほとんどで、初めての方でも簡単に出逢えることができます。
マッシュルームロック
ピピレイ島西北端の岩壁沿いを潜降すると巨大なキノコのような形を大きな岩が出現します。このキノコ岩の”傘”の部分には色彩鮮やかなソフトコーラルが満開に咲き乱れ、さらに巻きつくキンセンフエダイの大きな群れはいつもここにいてくれます。この岩の根元で約18mの深度ですので、ライセンスのある方、またはオープンウォーターダイバーコースの最終海洋ダイブでもいくことができます。
クレッケーォレック(沈船)
ピピレイ島から東に5分程度離れると沈没船”クレッケーオ”があります。2014年にわざと沈めたタイの使用しなくなった古い軍船で、船体の全長が約47m、船底部分では深度28-30mになります。ここは船体全てを覆う魚影にみなさん驚かれる場所です。キンセンフエダイ、マブタシマアジ、バラクーダ、タカサゴ、ギンガメアジなどがごちゃ混ぜに群れを作っており、それらをハンティングしにオオクチイケカツオやホシカイワリといった大型魚もいます。ネズミフグも異常に数多くいるのでたくさんが並んだ顔に癒される女性ダイバーが多々です。船底の下にはバンブーシャークが隠れていたり、砂に隠れているエイも頻繁に見ることができます。アドバンスドライセンス以上か、コース、アドベンチャーダイビングでご案内可能ですので是非リクエストしてください。